サンワ機工いろいろ②
施工事例
2019年11月16日
工場内の修理品のいろいろを紹介いたします。
分解して内部の調査を致します。
重量をかけるものですからこれでもかと慎重に作業確認を繰り返し行います。
これでもかこれでもかとやるくらいがちょうどいいくらいの修理品です。
ギアポンプのベアリング交換作業
現場下見中のポンプです。
外から見ただけでは実際修理にどれくらいかかるかわからないのが本音です。
お客様は見てください!といいますが・・・・機械の内部を見なくては見積はできないのが本音です。
機械の中をあけてみて簡単に終わるものは正直ごくわずかなのです。
何もなければ見積と何かあったら見積を別々に提出できればベストなのですが・・・・。
古い機械になればなるほど、あけてみてあちゃあ・・・・っとなることが多いのです。
だから外観目視の見積作業はできないというのが本当の話なのです。
油圧装置
今回一番頭をかかえている案件です。
1.5kW 4Pのモーターを中古でもいいからないですか?
から始まった話でしたが、これがこれが頭をかかえ案件となってしまいました。
装置がかなり古いものでしたから、現行モーターで合うのかということが最大の問題点です。
取り急ぎモーター図面をもらってまじまじと見ると受けの形状が違っている・・・。
他社メーカーのモーター図面を取り寄せてもみんな違う・・・・。なんだこりゃ
意を決してメーカーに直接電話してモーターのことについて尋ねてみました。
とても親切に対応していただき私も一個賢くなりました。
これはメーカー専用の仕様モーターで特注であることがわかりました。さすがメーカーさんだと感心しました。
感心したことはこれだけでなく、かなりかなり古いポンプと現行機種モーターが互換性があるということ。
実際やってみなければわからないため、微妙な不安な気持ちは消えませんがすごいことだと感心しました。
問題が山積すればするほど、その問題が解決付近に達するころには少し賢くなった気がしています。
社員のみんなにもそんな気持ちを一つでも多く味わってほしいと思います。
問題を超えることが経験であり、自分の実力につながるということを多く味わってほしいと思うのです。
ただその問題を超えるまでが苦しいこと、苦しいこと・・・・。
ああでもないこーでもないと思いめぐらすこと・・・・途中でなげだしたくなるのも体験上よくわかります。
機械は難しい!が本音です。ますます勉強にはげみます。