ホワイトメタルについて

今回私たちはこの多段ポンプから、多くのことを

学びました。

 

 

運転時に軸受が高温になったため緊急停止の

連絡が入りました。内部を分解してみると

ホワイトメタル部にかなりの傷が見られました。

軸受部に負荷がかかっていることは間違いありません。

ここから先は社員が団結して問題に立ち向わなければいけません。

ホワイトメタルに詳しい方にご相談し色々と

ご教授いただきました。

新規製作分

 

ホワイトメタルの融着時に問題があったことが分かりました。

本当に美しい仕上がりです。

軸ケースとホワイトメタル部が一体化していて本当にすごい！

今回私は公差の大切さを痛感いたしました。これから先の私の

勉強しなければならない方向性が見えた気がしました。

 

ここからはまた私たちの知恵が試されるところです。

様々な方に支えられてここまでたどり着いた今だからこそ

奮起しましょう！

 

考えて！考えて！そして慎重に。

調整も完璧に仕上がりました。

考えれば考えるほど素晴らしいポンプの構造に設計者の知恵や力が想像されました。

そして今の私たちにできる最後のひと手間。

オイルの量が確認できない状態です。

オイルゲージを探して交換致しました。

なんてことの無いひと手間ですが、今の私たちに必要な

心遣いだと思いました。

手直しだからこそさらにそれを超えたサービスや心遣いを

お客さまへと考えました。

沢山の時間を使って様々な専門の方にも知恵を拝借致しました。

 

 

完成

心より深く御礼申し上げます。

今度こそは快調に動いてほしいです。