のこ盤修理②
施工事例
2020年01月21日
整備風景
のこ盤を注意深く調査しながら、分解開始です
この機械は角度をつけて切込みができるタイプのため注意しながら、先に進めなければなりません。
上下に2分割し完全に養生をした後、洗浄清掃を行いました。
40年の垢をきれいに落としてあげました。
部品も一点、一点きれいにさびを落とし磨いていきました。
取替部品が届くまでにもうしばらく時間がかかるため、できる範囲の作業を施していきます。
完全に養生していたため、そのまま塗装を施します。錆びていた外観を見るだけで年期の入ったふるめかしい機械でしたが、
これがまるでおじいちゃん機械から青年機械のようにピカピカに仕上がってくれました。
久しぶりにお客様のわあっと驚く姿が思い浮かびます・・・。喜んでくれると嬉しいのですが。
心を込めて作業を施す、これが本当のやりがいというものなのではないでしょうか・・・。
部品が揃うまで工場の隅にこのまま置いておきます。
うまく仕上がるまで、私の心の中はそわそわしているのが本音です。
さあ、これからは肝心な電気廻りの作業に入っていきます!いざ本丸!
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